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自転車とフグとウクレレ

日曜日、お父さんが、子供に自転車の乗り方を教えている風景。
微笑ましいですよね。
しかし、お父さんも、子供の頃、初めて自転車に乗る練習をした時は、怖かったはずです。
でも、今は乗れる。
自転車に乗れるようになった今、自転車は「2つの車輪があって、なるべく転ばないようにバランスを取ろうとする仕組みがある」ということを知っています。

そうした機能というか、科学(?)的なことを理解できない子供は「2つしか車輪が無いんだから、倒れるに決まってる」と思い込んでしまいます。
まぁ、貴方のお父さんがどうだったかは知りませんが、僕は割と自力で自転車に乗れるようになったクチなので、父に教えてもらった記憶はありません。
それでも、何回かトライすることを諦めなければ乗れるようになるものです。

さて、

貴方はどちらのタイプでしょう?
(1)脳裏で理解してからのほうが取り組める
(2)分からんけど、とりあえずトライしてみる

僕は、どちらかと言えば(2)なんですけども。
もちろん(1)を否定はしません。(1)の裏付けがあると納得はするものです。
我が父は、どちらかと言えば(1)のタイプでありながらも、子供をほったらかしにしておく放任主義でもありました。
しかしながら、僕は完全父親似なので、矛盾しているようでいて、、、実は僕も父も

人に教えるなら(1)で、自分では(2)という感じなのかもしれません。
(2)である僕が、教則本を書くということは、(1)の証明作業をするようなことです。
誤解してほしくはないですが、
「やってみやぁええがや」
ちゅう風にすぐに思えない人に何かを教える仕事でもあるのです。
「ここがこうなってるじゃん、だから、ほら、こうすれば出きるじゃん」
というのが教則本に書くべきこと。
そこの奥に「自分で、やってみやぁええがや」の精神を書いているのではありますが。

ある種「まぁ、ええで、やってみよ」という人には教則本なんか必要ありませんw
「なんでーどうしてー何からやったらいいのー」って方が買ってくださいます。
まぁ、言ってみりゃ、ジェフ・ベックだろうが、ジミー・ペイジだろうが、ジミ・ヘンドリックスだろうが、教則本なんて物は見たことないけども、ロック・スターに成っているわけです。

で!

「納得できる」という事は、先に誰かが「やってみてくれた」結果報告のおかげです。

「ジェフ・ベックが、こう言ってたんだから、そうなんやろ」
って、納得できるなら、それでいい。
で、
「ジミー・ペイジが、こう言ってたんだから、そうなんやろ」
って、納得するんでもいい。

でも、
ジェフ・ベックが言うことと、ジミー・ペイジが言うことが違ったら、どうすんの?
っちゅうね。

そんなもん、自分でやってみることが一番早いんですよ。
で、
ジェフ・ベックもジミー・ペイジも、人にギター教えることなんて下手クソだと思いますよ。
それがスーパー・スターだもん。

「世の中で最も勇気のある人は、二番目にフグを食ってみた人」
この論理、わかりますね?
最初に食った人は「これ食えるんちゃうか?」で食ってみたら死んじゃったんです。
まず誰かがそれを食ったら死んでまったことを知っちゃったのに、二番目に食ってみる人は凄い度胸だ、という論。

で、そこに
「フグはこうして、ここ切り取ったら食えるんやでぇ」ということを誰かに伝授してくれる人が居るから、フグが食えるわけです。
伝授する人が居なかったら、今でも世の中は
「一か八かでフグ食って死ぬ人」か「フグは死ぬで食わへんっちゅう人」の、どっちかしか存在しないw

==================================
「私にはウクレレなんて弾けっこない」
ん〜〜〜、やってみりゃいいじゃん、やってもいないのに、なぜ、できないという答えが出るのよ?

っつって(笑)実は、何人もの人が、我が輩の周りで、ウクレレを始めてみて、現在、皆、弾けるようになっています。
僕がネット上でウクレレを勧めた人は「全員」弾けるようになっています。
また、我が輩が通っている美容院の店員さん、ほとんどウクレレ弾ける人になってきてたりもしてます。
これは、自転車です。
あえて書きますが、
45才で現在自転車に乗れない人、今から「やっぱり乗れるようになりたい」ってトライする可能性、想像ですが(例外も居るでしょうが)少ないと想像しますよね。

「今さら乗れっこない」と思い込んでいる、
これが、
「弾けっこない」と 思い込んでいるのと同じです。

たかが、50年近く生きただけで、何を自己判断してんの?ちゅう。
まだ、あと30年くらい生きたいと思ってるとして、
まだ30年も人生残ってるわけですよ。
今からウクレレ始めたとして、10年後に
「私、もうウクレレ10年も弾いてます」って思える人生。
それをスタートするのに、早いも遅いもありゃせんて。
よ〜く、考えてみぃ、
区民センターとかでハワイアン踊ったり、大正琴弾いたり、カラオケしたり、イキイキと楽しんでいる、おじいちゃんおばあちゃんも
これまでの、どっかで「私やってみよう」って思った瞬間があるから、楽しんでいる。

誰が、今日から弾き始めて、今日上手くなるわけないじゃん。
我が輩だって、ギター触った初日なんて、まったく弾けなかったんだから、
当たり前じゃん。
初めて楽器触った日に、何もかも上手く弾けるとでも思ってんの?何様???
っちゅう話ですよ。
どんな天才ギタリストだって、最初は「なぁ〜〜んも弾けなかった」んですよ。
そこにあるのは「徐々に」「臨機応変で」「楽しく」やってきてこそ、上達ってのもあるし、別に「上手いだけが素晴らしいわけじゃない」んです。
「楽しいのが素晴らしい」のです。


新幹線ってのは直角には曲がれません。
乗っているとまっすぐに走っている気がする新幹線も、経路を日本地図として空から見ると、グニョグニョ曲がってて、遠回りしてたりするんですよ。

どっちでもいいじゃん。
「他の人が乗れてるんだから、人間は自転車に乗れるもんである。じゃ俺も乗ってみよう」
「タイヤが2本でも、バランスを取ろうとする仕組みがある。だから人間は自転車に乗れる。じゃ俺も乗ってみよう」
どっちでもいいんどす(なぜ京都弁?)。


よく「無駄な時間を過ごしてしまった」って言う人は居ますが、
(それは、比喩だと承知しておりますが)
人生に、無駄な時間など1秒もありません。
どんなにボケーッと過ごしてても、サボってても、それは無駄なんかじゃない。
サボっている時間すらも、貴方が生きている時間です。

無駄な時間などない。全てが死ぬまでの遊び時間 good night see you tomorrow.


ビル・タピア/ライヴ・ジャパン 102才のウクレレ弾きおじいちゃんです
http://www.youtube.com/watch?v=zlzBsVI_Rdo

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